意味
必要なものや望ましい状態が、具合よくそろうことのたとえです。
例文・使い方
友人が起業する話は、私にとって渡りに船のようなものでした。
会社が早期退職の募集を始めたのは、独立を考えていた私にとって渡りに船だった。
友人が起業すると聞き、渡りに船とばかりにその話に飛びついた。
バスに乗り遅れたところへ、友人の車が通りかかり、渡りに船とばかりに乗せてもらった。
参加の機会をうかがっていたので、今回の誘いは渡りに船だった。
あの会社は経営危機に直面していたが、渡りに船を得て急成長することができた。
彼女の入社は渡りに船と思われたが、とんでもない曲者だった。
人間万事塞翁が馬で、まさに渡りに船と思ったことが不運を招いたり、悪いことが続くと思ったら、実はそれが渡りに船だったと後から気づくこともある。