「同工異曲(どうこういきょく)」は、詩歌・文章・音曲などで、手法や技量は同じであるが、味わいや趣が違うこと。また、違っているように見えて、中身はほとんど同じであることを表す四字熟語です。
以下に「同工異曲」を使った短い例文をいくつか挙げます。
同工異曲の例文
技量が同じでも味わいや趣が異なる意味
バロック音楽は多様性の幅が狭く、同工異曲の作品が多い。
同工異曲の様式で書かれた各作品が、同じ物語を多角的に描き出しています。
先行作品と同工異曲だが、私はこちらの方が好きだ。
見かけは異なるように見えて、中身はほとんど同じである意味
同工異曲に陥りかねない商品は、ブランド価値を低下させる可能性がある。
新しい要素やアイデアがあれば、もっと楽しめるはずだが、同工異曲でつまらない。
他社製品と同工異曲にならないよう、もっと自社の強みを生かし、消費者にとって価値ある商品にする必要がある。
この映画は出演者が違うくらいで、他の映画と同じようなストーリー展開や演出をしており、まさに同工異曲だ。
他のアプリと同工異曲になっているから、ユーザーのニーズや要望に合わせた機能を追加し、もっと差別化を図る必要がありそうだ。