意味
人が行った行動や言動によって、自分自身に返ってくる報いを意味する四字熟語です。善悪ともに使いますが、現在では、悪い行いをすれば悪い報いを受ける意味で使うことが多くなっています。
例文・使い方
ネット上で人を中傷していたら、実名で晒されてしまった。自分自身も同じようなことをしていたので、因果応報と反省した。
妻には浮気がバレていないので安心していたが、因果応報で妻に浮気されてしまった。
最近健康診断で肺がんが見つかってしまった。長年に渡ってタバコを吸っていたから、因果応報だと思った。
課長はいつも威張り散らしているため、部下の士気が下がって、業績が悪くなった。因果応報というものだ。
彼女は不運続きらしいが、何人もの人から金を騙し取っていたんだから因果応報だよ。
誰かに嫌なことを言われた時に、「言ったことが自分に返ってくる」と思って、相手に対して優しい言葉をかけた。すると、その後自分自身も同じようなことを言われた時に、その優しい言葉が返ってきたことで、因果応報を実感した。
因果応報というもので、丁寧な接客を心がけている店は流行り、いい加減な店は閑古鳥が鳴いている。
自分がしたことが自分自身に返ってくると言われるが、この世はそれほど因果応報で動いてない。