意味
何の張り合いも手ごたえもないことを表すことわざです。
例文・使い方
何度注意しても暖簾に腕押しで、彼は同じ過ちを繰り返した。
自分が正しいと信じて疑わない彼には、どんなに意見しても暖簾に腕押しだ。
彼は聞く耳を持たず、上司の説教も暖簾に腕押しに終わる。
いつも遊んでばかりの娘に注意しても、暖簾に腕押しで私の言うことを一切聞かない。
彼女には暖簾に腕押しで、自分の意見を曲げる気配が見られない。
彼には暖簾に腕押しだったようで、私の言葉が全く届いていなかった。
いつもは素直な息子だが、テレビゲームに夢中になってる時は何を言っても暖簾に腕押しだ。
彼女のアドバイスも、彼には暖簾に腕押しだった。
ポジティブな人に対するネガティブな人の言葉、ネガティブな人に対するポジティブな人の言葉は、どちらも暖簾に腕押しにしかならない。
知り合いの暖簾屋に美味しい梅干しを教えたが、暖簾に梅干しは暖簾に腕押しだったようだ。