荼毘に付す

「荼毘に付す(だびにふす)」は、火葬にすることを意味する慣用句です。ペットも家族の一員と考え、犬や猫を火葬する際にも用います。
仏式の葬儀のみで使用する言葉なので、キリスト教やイスラム教など、仏教以外の宗教の葬儀では使わない点に注意してください。
以下に「荼毘に付す」を使った短い例文をいくつか挙げます。

荼毘に付すの例文

荼毘に付すため、午後二時ごろに近隣の火葬場へ出棺しました。

父が亡くなったので、明日には荼毘に付すことになっています。

荼毘に付される間、火葬場の控室で親戚と思い出話をした。

彼は死後、故郷の寺で荼毘に付された。

愛犬を土葬にすることも考えたが、荼毘に付すことにした。

兄の訃報を聞いたのは海外赴任中だったため、家に着いた時には荼毘に付された後でした。

母はキリスト教徒なので、火葬は行いますが、荼毘に付すことはありません。

父の遺体は司法解剖されたため、荼毘に付すまで二週間ほどかかりました。

他の語の例文を見る

TOP