「敷居が高い(しきいがたかい)」とは、不義理や面目の立たないことがあるため、相手の家に行きにくいことを表す言葉です。
高級過ぎたり上品過ぎたりして、入りにくい、なかなか手を出しにくい意味で使うことは、本来誤用ですが、現代ではこの意味で使うことが多く、慣用表現として認められつつあります。
以下に「敷居が高い」を使った短い例文をいくつか挙げます。
敷居が高いの例文
本来の意味の例文
家賃を三ヶ月滞納しているから、大家さんの家は敷居が高い。
彼には借金があるから、敷居が高く感じられる。
あの店では、他の客と喧嘩しちゃって敷居が高いから、別の店で飲もう。
何年も連絡を取っていないから、敷居が高くて訪問しづらい。
本来は誤用の例文
あのレストランは、私のような安月給には敷居が高いです。
その美術展に行ってみたいけど、敷居が高そうだね。
行くまでは敷居が高い店だと思っていたけど、とてもフレンドリーで敷居が低かったよ。
あの会社は有名だけど、自分のスキルでは敷居が高く感じます。