意味
ギリシャ神話に登場する英雄アキレスの弱点が、足のかかとにある踵骨腱であったことから、個人や組織の致命的な弱点や欠点のたとえとして使われます。
例文・使い方
彼女はアキレス腱を突くような発言をして、相手を黙らせた。
あの会社は、競合他社のアキレス腱を攻めることで、競争優位性を高めてきた。
この競技において勝利するためには、相手のアキレス腱がどこにあるかを知ることが肝心だ。
あのスポーツ選手は、身体能力が高く、技術も優れているが、精神面の弱さが彼のアキレス腱であり、大事な試合で勝てないことが多い。
あの企業はイノベーションに取り組む姿勢が強く、社員の能力も高いが、社員のワークライフバランスが悪いというアキレス腱が課題である。