意味
人を連れ戻しに行った者が戻らなくなったり、説得しようとした者が反対に説得されてしまうなど、相手をどうにかしようとした者が逆に同化されてしまうことのたとえです。
例文・使い方
ミイラ取りがミイラになるとはこのことで、夫はゲームばかりしている子供を注意しに行ったのに、子供より夢中になってゲームをしていた。
私は絶対にカルト宗教に入らない自信があるという人ほど、ミイラ取りがミイラになることが多い。
彼女は友人の悩みを聞いてあげようと思っていたが、話を聞くうちに自分も同じ悩みを抱えるようになってしまった。まさにミイラ取りがミイラになる状況だった。
妹を連れ戻しに行った兄まで帰ってこなくなった。これこそ、ミイラ取りがミイラになるというものだ。
ミイラ取りがミイラにならないよう、今度は必ず妹を連れ戻してくる。