意味
日本特有の美意識で、時間の経過によって表れる美しさや寂しさを趣とを感じることを表します。一続きに使われることが多いですが、本来、「わび」と「さび」は別の意味の言葉です。
例文・使い方
日本庭園の風景は、わびさびが溢れる美しい空間だ。
この古い建物は、わびさびの魅力に満ちていて、年月の経過を感じさせる。
その茶碗には、わびさびの美が凝縮されている。
茶室の静けさと風味豊かなお茶の香りが、わびさびの美を感じさせる。
秋の紅葉が静かに散り落ちる光景は、わびさびの美しさを感じさせる。
雨上がりの庭園に立つと、濡れた石や落ち葉の色合いがわびさびを漂わせる。
古い木造の家屋に住んでいると、わびさびの風情が日常に溶け込んでくる。
薄暗い石畳の小径を歩きながら、庭園の奥に広がるわびさびの世界に身を委ねた。