なぜ日本の学校では生徒が掃除をするのか

生徒が掃除をする画像

日本の学校では生徒、海外の学校では清掃業者が掃除をする
日本の学校では指導要綱にも書かれていないのに、「授業の一環」として掃除時間があり、生徒(児童・学生)が掃除をします。
「授業の一環」として挙げられるのは、「しつけとして」「自分たちの使う教室だから」「皆で協力し合う協調性を高めるため」などがあります。
しかし、アメリカや中南米、ヨーロッパの国々では、学校の掃除は専門の清掃業者がするもので、生徒に掃除をさせません。

「日本の学校では生徒が掃除をする」と聞いた海外の反応
海外の人からは、「見習うべき」「だから日本は綺麗なんだ」という声もあります。
しかし、「学校は勉強するところ、しつけは家でするもの」「児童労働法違反だ」「掃除よりももっと有意義な事に時間を使うべき」「清掃員の仕事がなくなる」といった声もあります。

日本の学校で生徒が掃除をする理由
日本の学校で掃除が「授業の一環」となっているのは、学校の起源が「寺子屋」だったからです。
寺子屋は、武士や医師や僧侶などが、庶民の子どもに読み書きなどを教えた所ですが、場所は寺院(お寺)です。
掃除は仏教の修行のひとつなので、生徒が掃除をするのは当たり前のこと。
特に、禅宗では修行としての掃除を重視しているぐらいです。
寺子屋が起源となっている日本の学校では、掃除が「授業の一環」として根付いているため、仏教とは関係のないキリスト教学校でも生徒が掃除をします。
日本に限らず、中国やタイなど、仏教国の学校では生徒に掃除をさせています。
反対に、仏教国ではないアメリカや中南米、ヨーロッパの国々では、掃除を「授業の一環(修行)」と考えることはないため、生徒ではなく清掃業者が学校の掃除をしているのです。

【人気記事】
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

  1. 鶏と卵の画像
    鶏1羽の産卵数では1人当たりの卵の消費量は賄えない 国際鶏卵協議会の報告によれば、日本国民1人1年…
  2. Xmasの画像
    なぜ「Christmas」が「Xmas」になるのか クリスマスの英語表記「Christmas」は、…
  3. 底に青い二重丸が描かれたおちょこの画像
    青い二重丸の名称 おちょこの底に描かれた青い二重丸の模様は、上から覗き込むとヘビの目のように見える…
  1. 赤べこの画像
    赤べことは 赤べこは、福島県会津地方の郷土玩具で、首がゆらゆら揺れる赤い牛の張り子です。 「べこ…
  2. ダンクシュートの画像
    ダンクの意味 バスケットボールで、ゴールの真上からボールを叩きこむようにシュートすることを「ダンク…
  3. 臭い画像
    「臭」の漢字を分解すると「自」と「大」 「におい」や「くさい」を意味する「臭」という漢字は、分解す…
  4. 女性の膝裏の画像
    膝の前面の名前 膝の前面の出っ張った部分は、一般には「膝頭(ひざがしら)」や「膝小僧(ひざこぞう)…
  5. 梵天耳かきの画像
    梵天耳かきとは 耳かきの匙(さじ)の反対側につけられた白いフワフワした羽毛を「梵天」といい、梵天が…
ページ上部へ戻る