三階の読み方は「さんがい」と「さんかい」のどっちが正しいか

三階の画像

三階の正しい読み方
最近は三階を「さんかい」と読む人が多くなってきましたが、歴史的に正しい読み方は「さんがい」です。
現在でも「さんかい」という発音に違和感を持つ人は多く、ニュースなどでは「さんがい」と読まれています。

三階を「さんがい」と読む理由
一階は「いっかい」、二階は「にかい」なのに、三階だけが「がい」となるのは、日本語では「ん」の後ろが濁る傾向にあるためです。
何階も「なんかい」ではなく「なんがい」と読みます。
他にも、三杯や何杯は「さんばい」「なんばい」、三千や何千は、「さんぜん」「なんぜん」というように、「ん」の後ろは濁した発音になります。

なぜ四階は「よんがい」ではないのか
四階も「ん」の後ろに「かい」がくるので、先のルールに従えば「よんがい」と読みそうですが、「よんかい」と読みます。
四階が濁らないのは、元々の読みが「しかい」であったためです。
「し」は「死」を連想させるため、「よ」や「よん」と発音されるようになりました。
四階は「しかい」と発音していたものが変わっただけなので、「よんかい」と濁らず読まれているのです。

三回を「さんかい」、何回を「なんかい」と読む理由
三階が「さんがい」、何階が「なんがい」であれば、三回や何回も「がい」と濁るはずですが、三回は「さんかい」、何回は「なんかい」と読みます。
三回や何回が濁らない理由は、「ん」の後ろは濁るというのが、あくまでも傾向にあるというだけで、必ず濁るとは限らないためです。
傾向に沿ったのが「三階」や「何階」、傾向に沿わなかったのが「三回」や「何回」なのです。

【人気記事】

関連記事

  1. 血のついた皿の画像
    体内を流れる「血」と、器の「皿」の漢字は、とてもよく似ており、違うのは「ノ」の有無だけです。 「血…
  2. すくすく伸びるたけのこの画像
    たけのこの成長スピード 竹の若芽であるたけのこの成長スピードは、地表に顔を出す頃は1日数センチメー…
  3. 田貫湖と富士山の画像
    日本一高い山は新高山 富士山の標高は3,776mで、日本一高い山と知られています。 しかし、その…
  1. 郵便ポストの画像
    郵便マークの歴史 日本の郵便事業が開始されたのは1871年6月7日ですが、当時は「郵便」を表すマー…
  2. 夏の白馬大雪渓の画像
    初雪の定義 気象庁が発表する「初雪」は、新年になってから初めて降る雪ではなく、その冬に初めて降った…
  3. Xmasの画像
    なぜ「Christmas」が「Xmas」になるのか クリスマスの英語表記「Christmas」は、…
  4. 緑色の葉っぱの画像
    木の葉や草が緑色になる理由 木の葉や草が緑色になるのは、葉緑素(クロロフィル)という緑色の色素が含…
  5. 電子レンジで温める画像
    電子レンジで食品が温まる仕組み・原理 電子レンジは、マイクロ波という電波によって食品を温めています…
ページ上部へ戻る