おちょこの底にある青い二重丸の名称と役割

青い二重丸の名称
おちょこの底に描かれた青い二重丸の模様は、上から覗き込むとヘビの目のように見えることから、「蛇の目(じゃのめ)」と呼ばれています。
「蛇の目」と呼ばれる以前は、「弦巻紋(つるまきもん)」と呼ばれていました。
弦巻紋は家紋の一種で、弦巻とはスペアの弓弦(ゆづる)を巻き付け、収納する輪のことです。

蛇の目の役割
蛇の目の青い二重丸模様は、ただの模様ではなく、利き酒で日本酒の透明度や色を見るために描かれています。
青色と白色の境界線で透明度を、白色の部分で色を見ることができます。
日本酒が無色透明であれば、雑味や臭みの少ない味わい。
黄金色や琥珀色などの黄色っぽい色であれば、コクのある日本酒本来の風味。
青色であれば新しく、赤色であれば鉄分を含んでいて良くないなど、飲む前に日本酒の味をある程度確認できるのです。

なぜ青色なのか
真っ白なおちょこでは、色や透明度が分かりにくいですが、他の色を入れることで、日本酒の色が分かりやすくなります。
他の色に青色が使われているのは、色相環と関係しています。
青色の反対側にある補色は黄色で、補色は互いの色を引き立てる効果があります。
青色は黄色を引き立て、黄色は青色を引き立てるため、おちょこに青色の二重丸を入れることで、日本酒の色が際立って見えるようになるのです。


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