おちょこの底にある青い二重丸の名称と役割

底に青い二重丸が描かれたおちょこの画像

青い二重丸の名称
おちょこの底に描かれた青い二重丸の模様は、上から覗き込むとヘビの目のように見えることから、「蛇の目(じゃのめ)」と呼ばれています。
「蛇の目」と呼ばれる以前は、「弦巻紋(つるまきもん)」と呼ばれていました。
弦巻紋は家紋の一種で、弦巻とはスペアの弓弦(ゆづる)を巻き付け、収納する輪のことです。

蛇の目の役割
蛇の目の青い二重丸模様は、ただの模様ではなく、利き酒で日本酒の透明度や色を見るために描かれています。
青色と白色の境界線で透明度を、白色の部分で色を見ることができます。
日本酒が無色透明であれば、雑味や臭みの少ない味わい。
黄金色や琥珀色などの黄色っぽい色であれば、コクのある日本酒本来の風味。
青色であれば新しく、赤色であれば鉄分を含んでいて良くないなど、飲む前に日本酒の味をある程度確認できるのです。

なぜ青色なのか
真っ白なおちょこでは、色や透明度が分かりにくいですが、他の色を入れることで、日本酒の色が分かりやすくなります。
他の色に青色が使われているのは、色相環と関係しています。
青色の反対側にある補色は黄色で、補色は互いの色を引き立てる効果があります。
青色は黄色を引き立て、黄色は青色を引き立てるため、おちょこに青色の二重丸を入れることで、日本酒の色が際立って見えるようになるのです。

【人気記事】
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 目から鱗が落ちる画像
    目から鱗が落ちるとは あることがきっかけで、急に物事が理解できるようになることをいいます。 盲目…
  2. 底に青い二重丸が描かれたおちょこの画像
    青い二重丸の名称 おちょこの底に描かれた青い二重丸の模様は、上から覗き込むとヘビの目のように見える…
  3. ペンギンの画像
    ペンギンも昔は空を飛んでいた ペンギンは鳥なのに飛ぶことができず、翼は海中を泳ぐために使われていま…
  1. 郵便ポストの画像
    郵便マークの歴史 日本の郵便事業が開始されたのは1871年6月7日ですが、当時は「郵便」を表すマー…
  2. 円形に並べた色鉛筆の画像
    普通の黒鉛筆は六角形の軸が多く、色鉛筆は丸い軸のものが多いです。 このような形の違いがある理由は、…
  3. スキージャンプヒルの画像
    第1回冬季オリンピック大会の開催 第1回の冬季オリンピック大会は、1924年にフランスのシャモニー…
  4. 圧力鍋の画像
    圧力鍋は短時間で料理が作れる 圧力鍋は普通の鍋に比べ、時間のかかる煮物や蒸し物などの料理が短時間で…
  5. モンシロチョウとタンポポの画像
    モンシロチョウの特徴 蝶の中で最も身近に見られるモンシロチョウは、翅の色は白く、前翅に2点、後翅の…
ページ上部へ戻る